肩こりからつながる手のしびれの原因
骨・椎間板の問題
日本整形外科学会より引用
手のしびれの原因の一つに首の骨、椎間板の問題があります。首の骨が変形していたり、頚椎椎間板ヘルニアなどがあると脊髄神経を圧迫してしまうことで手のしびれが出るからです。
長時間デスクワークやスマートフォンを操作している姿勢は頭、顔が前に出た首にとても負担のかかる状態になっています。
通常の首の骨の弯曲は図のように軽く前弯しています。
Beauty wiseより引用
しかし、長時間同じ姿勢でスマートフォンやパソコンをやっているとこのように首の骨に負担をかけてストレートネックや頚椎椎間板ヘルニアになってしまいます。
Beauty wiseより引用
骨や椎間板に負担がかからないように頑張るのは骨の周りについている筋肉です。負担がかかった筋肉は疲労し循環が悪くなり肩こりにつながります。
筋肉の問題
筋肉の問題でしびれが出るのは創造つかないと思いますが、胸郭出口症候群と言われている中に「過外転症候群」と「斜角筋症候群」があります。
過外転症候群は胸の筋肉の小胸筋が神経を圧迫してしびれが起きるものです。
Wikipediaより引用
斜角筋症候群は首の斜角筋という筋肉が神経を圧迫してシビレが起きます。
在宅リハビリテーション方法の詳解より引用
この小胸筋と斜角筋はどちらも身体の前側についています。
長時間パソコンやスマートフォンなどの操作をずっと同じ姿勢で行っていると身体の前側についている筋肉が硬くなり筋肉が縮こまる事で神経を圧迫します。
胸の小胸筋は肩甲骨に付くので肩を前に引っ張ります。首の斜角筋は顔を前に引っ張ります。肩こりを起こしやすい僧帽筋や肩甲挙筋という筋肉は常に前に引っ張られないように頑張るので筋肉に負担がかかり肩こりになります。
肩こりで手がしびれる場合の対処法
姿勢とストレッチ
肩こりで手がしびれない為には姿勢を正しくして骨と椎間板、筋肉へ負担のかからないようにすることが大切です。
・胸の小胸筋に負担をかけない姿勢
肩が前に丸まらないように無理のない範囲で少しずつ腕を外に開く時間を少しずつ作るようにしましょう。常に腕を外に開いていると普段そのような姿勢をとらないのでツラクてできないと思います。無理のない範囲で10秒でもいいので1日に何回も腕を開いて、腕を開くクセを作っていきましょう。
・首の斜角筋へ負担をかけない姿勢
とくダネです。より引用
壁にかかと、お尻、肩、後頭部の4点をくっつけます。この4点がくっついている頭の位置が頭の正しい位置です。耳の後ろの骨が糸で天井へつられるように天井方向へ頭の位置を意識しましょう。
頭の位置が前へ行かないようにパソコンやスマートフォンを操作している最中に逐一頭の位置を正しくしましょう。
病院へ行くべき時
肩こりで、少し手がしびれているから大丈夫だろうと安心せずにこのような症状がある場合は病院で必ず検査を受けた方が良いです。
嘔吐、吐き気、頭痛、ロレツが回らない、手足の感覚がなくしびれる、体が動かしにくく力がはいらないなど
このような症状のある場合は脳の問題があることもありますので病院で検査を受けるようにしましょう。
まとめ
・肩こりになると骨・椎間板・筋肉へ負担がかかり手がしびれる。
・まずは姿勢を正しくすること、ストレッチと体操をやってみる。
・嘔吐、吐き気、頭痛、ロレツが回らない、手足の感覚がなくしびれる、体が動かしにくく力がはいらない場合は病院へ。
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